外国人のビザ申請をした場合、許可までどの程度時間がかかりますか?

外国人がビザ申請等をした場合、許可までにどの程度時間が必要かというと、同じ種類のビザ申請であっても、在留資格や所属期間、在留状況、申請の集中度によって処理期間が違います。

入管が公表している標準処理期間

  1. 在留資格認定証明書交付申請 1ヶ月〜3ヶ月
  2. 在留資格変更許可申請 2週間〜1ヶ月
  3. 在留期間更新許可申請 2週間〜1ヶ月
  4. 永住申請 4ヶ月
  5. 資格外活動許可申請 2週間〜2ヶ月

ビザ申請の際に、書類に不備がなく、特段の疑われる状況が無ければ、入管が公表している標準処理期間が目安になります。また地方入管局によって処理期間に違いがあります。

入管が公表している在留審査処理期間

この公表したデータは申請を受けてから許可に至るまでの期間(許可を告知するまで)であります。許可の告知時とは、入管局に呼ばれた日であります。

またあくまでも全国の地方出入国在留管理局における在留審査の処理期間の平均日数になります。

下記の表は2023年7月〜9月の許可処分の平均日数です。

ビザの種類在留資格認定証明書在留期間更新在留資格変更
高度専門職1号イ31.537.331.3
高度専門職1号ロ26.036.134.2
高度専門職1号ハ64.650.650.4
高度専門職2号63.2
経営・管理94.943.457.7
技術・人文知識・国際業務53.032.738.1
企業内転勤34.834.725.1
技能74.743.450.3
家族滞在59.636.333.3
特定活動45.137.838.7
日本人の配偶者等64.530.936.0
永住者の配偶者等74.430.934.9
定住者72.532.235.5

上記の表は、四半期ごとに公表したデータになりますので、時期によりかなり違いがあると思います。

また2023年の東京入管の場合、さらに日数がかかっている状況です。

あくまでも目安になるので、もっと余裕を持ってビザ申請をしたほうが賢明です。