結論から言うと「在留資格認定証明書（COE）」があれば必ずビザ（査証）が発給されるという保証はありません。
「在留資格認定証明書（COE）」があっても、在外公館において簡易的な審査はされます。
と言うのは、外国人の本国に関する情報は、日本国内の審査よりも在外公館の審査の方が調べやすいものがあるからです。
例えば、在外公館の方が、外国に滞在している外国人本人や関係者の対面での面談は当然ながらしやすいですし、外国人の現地の本当の情報を収集しやすいのは、言うまでもありません。
そのような理由から日本での審査には限界があります。
また在留資格認定証明書の交付後に事情の変更が生じた場合や、日本国内での審査では判明できなかった事実が在外公館で判明することもあり得ます。
上記のような理由から「在留資格認定証明書（COE）」があれば必ずビザ（査証）が発給されるという保証はありませんので注意が必要です。
「在留資格認定証明書（COE）」の有効期限
在留資格認定証明書の有効期間は３か月です。
したがって、在留資格認定証明書が交付された日から３か月以内に上陸申請をしないとその効力を失います。
また在留資格認定証明書の有効期間はビザ（査証）の有効期間とは異なりますので注意が必要です。
「在留資格認定証明書（COE）」のご相談はワンツーコール行政書士事務所にお任せください。
