過去に在留したことがある外国人がビザ申請するときの注意点は?

ビザ申請をする際に、各種法令等の知識が不足して手続きをすると提出書類の整合性を欠いてしまい、最悪不許可になる可能性があります。

その際に注意すべきことの一つをあげたいと思います。

過去に日本に在留していた外国人や日本に親族が在留している外国人がビザ申請をする場合ですが、過去に提出した書類と今回の提出する書類の整合性が求められます。

というのは、過去に提出した書類は、入管が保有をしており、その時に提出した書類には、外国人本人の経歴や親族の情報などが掲載されているはずです。

新たに提出するビザ申請書類は、それらの記録と矛盾しないように注意しないとなりません。

入管が保有している本人や親族の記録と整合しない経歴や家族状況の書類を提出してしまうと、どちらの情報が正しく、どちらかの情報が間違っているとなってしまい、提出書類の信憑性が疑われてしまいます。

そのような事態になってしまうと、ビザ申請がより複雑になってしまいます。

仕事や学校を休んで補正に対応することは、時間と労力の負担は計り知れないことになってしまいます。

それでも補正をした書類を提出することによりリカバリーができれば良いのですが、最悪ビザが不許可になってしまう可能性があります。