2023年12月現在の中長期在留外国人は、大幅増加(10.9%増)の341万992人です。
もちろん過去最高の人数だそうです。
韓国人以外は増加しているのが特徴です。
確かに、コロナ禍以降急激に外国人の方を見かける機会が増えましたね。
在留外国人が一番多いのは、東京都で次いで愛知県、大阪府、神奈川県そして埼玉県だそうです。
東京都には、663,362人の外国人が住んでおり、鳥取県の人口(57万人)より多く、島根県の人口(66万人)に匹敵するほどの外国人が住んでいることになります。
順位 | 都道府県 | 在留外国人数 | 増加数 |
1 | 東京都 | 663.362 | +67,214 |
2 | 愛知県 | 310,845 | +24,241 |
3 | 大阪府 | 301,490 | +29,041 |
4 | 神奈川県 | 267,523 | +21,733 |
5 | 埼玉県 | 234,698 | +22,074 |
日本に在留している外国人は、どんなビザで滞在しているのか?
日本に住んでいる外国人は、多く見かけるようになりました。しかし、ビザ(在留資格)がないと在留できないので、何らかのビザを持って在留しています。
ビザ別では、「永住者ビザ」が一番多く、ついで「技能実習ビザ」、「技術・人文知識・国際業務ビザ」、「留学ビザ」そして特別永住者となっています。
順位 | ビザ(在留資格) | 在留人数 | 増加人数 |
1 | 永住者 | 891,569 | +27,633 |
2 | 技能実習 | 404,556 | +79,616 |
3 | 技術・人文知識・国際業務 | 362.346 | +50,385 |
4 | 留学 | 340,883 | +40,245 |
5 | 特別永住者 | 281,218 | -7,762 |
中長期在留外国人とは?
次の1〜6までのいずれにも当てはまらない人を中長期在留外国人と言われています。
- 「3月」以下の在留期間が決定された人
- 「短期滞在」の在留資格が決定された人
- 「外交」又は「公用」の在留資格が決定された人
- 1から3までに準ずるものとして法務省令で定める人(「特定活動」の在留資格が決定された台湾日本関係協会の本邦の事務所若しくは駐日パレスチナ総代表部の職員又はその家族の方)
- 特別永住者
- 在留資格を有しない人
2023年12月現在 国別外国人の人数 出入国在留管理庁発表
順位 | 国・地域 | 在留人数 | 増加人数 |
1 | 中国 | 821,838 | +60,275 |
2 | ベトナム | 565,026 | +75,714 |
3 | 韓国 | 410,156 | -1,156 |
4 | フィリピン | 322,046 | +23,306 |
5 | ブラジル | 211,840 | +2,410 |
6 | ネパール | 176,336 | +36,943 |
7 | インドネシア | 149,101 | +50,236 |
8 | ミャンマー | 86,546 | +30,307 |
9 | 台湾 | 64,663 | +7,369 |
10 | 米国 | 63,408 | +2,604 |
外国人の人数に関して韓国人以外は大幅に増加しているのが特徴です。
中国人とフィリピン人は以前から増加しているのが特徴ですが、最近は、ベトナム人、ネパール人、インドネシア人そしてミャンマー人が増えてきるのが特徴ですね。この傾向が当分続くような感じになります。