
JESTA(日本版ESTA)とは、事前入国審査(スクリーニング)のことで、日本に入国する前にオンラインにより必要な情報(身分事項、渡航目的、国内での活動内容など)をインターネット上で申告させ、観光などビザ(査証)が免除されている外国人にたいし渡航認証をするシステムのことです。
今までは、事前に入国審査をするシステムがなかったため、不法滞在や犯罪をする恐れがある外国人の上陸を防ぐことができませんでした。
JESTA(日本版ESTA)が導入されることになると渡航認証を受けれなかった場合や不法滞在のおそれなどがある場合は、日本行きの航空機や船に搭乗することができないことになり、不法滞在、犯罪、テロなどのリスクがある外国人が日本に上陸することが防げるようになります。
諸外国でもすでに電子渡航認証制度が導入されており、日本の場合はアメリカのシステムを参考に導入が予定されています。
訪日外国人の情報を事前にチェックすることによって不法滞在の防止やテロ対策などの水際対策の強化及び円滑な出入国審査の更なる推進につながり、「出入国在留管理の厳格化、出入国審査の迅速化を実現できる」ことが期待されています。
JESTA(日本版ESTA)は2028年度中に導入することが予定されています。